こんにちは、ikuです。
鳥のおもちゃ作りを始め5年、本格的に始めたのは2022年現在で2年目。
やってみて思ったことですが、はじめは逆風の着色おもちゃも、少しずつ日本国内でも可能性の幅が広がってきたのを実感しています。
なぜ、「可能性が広がってきた」と思ったか?
今日はそれについてお話ししたい思います。
着色の鳥のおもちゃは、無着色よりケージ生活を豊かにできる
着色の鳥のおもちゃは、鳥さんの能力を十分に生かし、
鳥さんのQOLの向上(生活の質の向上)にはもってこいのアイテムであるということを、
使って頂いた方には実感頂けると思います。
着色は健康管理が難しくなるから必要ない・避けたいという方には避けていただいて問題ないのです。
究極的には正しいことと思いますし、私は着色不要論は否定しません。
ただ私はその考えも踏まえた上で、Pyuo’s Craftを始めた時から海外のバードトイ (鳥のおもちゃ、玩具)を開発する方が、なぜ着色木材で鳥のおもちゃを作っているのか?にスポットをあてて、調査・ヒアリングしてきました。
海外(米国・オーストラリア・ドイツ)の鳥の玩具を製造販売する販売主から「着色木材のメリット」について、直接連絡連絡を取り、鳥の健康上・安全性を踏まえメリット・デメリットを理解し販売しています。
飼い鳥の宿命を飼い主が理解し、生活を豊かにする努力
欧米の鳥のおもちゃを作る方、販売する方の考え方のベースにあることは、
飼い鳥としての一番の短所、
「鳥さんをケージの中で飼育し、自由を制限していること。」
人間の手で生まれ、育ってきた鳥たちは特になんとも思ってないかもしれない。
でも、鳥さんももっと羽ばたきたい!飼い主さんといっしょにいたい!とは思っているはずです(笑)
ましてや、働き世代のご家庭ではお昼はお留守番・・・というおうちも多いと思います。
あ、悪いとかいいとか、言っているわけではありませんよ(笑)
お留守番している子の方が、放鳥などで飼い主さんが濃密な時間を作っている方も多くいます。
ながら放鳥より、よっぽど鳥さんにとっては大好きな飼い主さんと一緒に寛げて
楽しい時間をすごせていると思います。
さて、ケージの中で暮らすのは「コンパニオンバード」の宿命ですが、
本来は野生の鳥のように大きな青空の下飛び回れる能力がある鳥たちですが、私たち人間の飼育下では限界があります。
だからこそ私たち人間は、鳥の本能や習性・知能の高さを理解し生かすために、
日々の運動になる放鳥や、ケージの中でもストレス発散させる必要があり、それをする義務があります。
最近ではケージと家だけでなく、キャリーバックなどに入れお散歩する方も増えてきました(^-^)
お散歩ケージこんなのがあります。
▼トラベルケージ1
▼トラベルケージ2
私は下記の2の方を持っていますが、とても軽量で気軽に散歩に行けるので重宝しています。
着色木材は、鳥の生活をどのように豊かにできるの?
いつもケージの中で暇にしている鳥さんに、少しでも楽しい時間を届けることができたら・・ということで、鳥のおもちゃが開発されました。そして、鳥の豊かな色彩能力を生かすための一つの手段として、海外では着色された木材木材をつかった鳥のおもちゃ(バードトイ )が販売されています。
2021年で5年目を迎えたPyuo’s Craftですが、はじめは「着色はちょっと・・」の空気でしたが、続けてきて確かな感触もでてきました。
着色してあることでのメリットに私は着目して紹介していますが、それに賛同頂ける方も増えてきたのを実感しています。
中でも鳥さんの狭いケージ生活をより豊かにするために何ができるか?
日中はお仕事をしていて、お留守にしている時に、ちょっとでも遊んで欲しい・・ということに着目している方にとっては、私が作るおもちゃはニーズに合うようで、
こんなコメント評価を頂けました。
「今まで無着色トイ(おもちゃ)だった時は突く程度だったけど、こんなに鳥のおもちゃをかじり倒すとは予想外!」
「たくさん遊べたのか、目が生き生きとして元気になった」
「このおもちゃ取ると、体重が減っちゃうんです。マストアイテムになりました」
「お留守頑張ってくれるようになった」
と賛同の声を頂いています。
売っている私から言うと良い評価ばかり載せているように見えてしまいますが、
minneのレビューなどで、実際にたくさんの声頂いてるので、よかったら覗いてみてくださいね(^-^)
中でも嬉しかったのは、毛引きの悩みがある飼い主様からのコメント。
「Pyuo’sCraftのおもちゃをあげたら、毛引きが止まった!(※注1)」という、大変嬉しいニュースもユーザーさんから伺うことができるようになり、やりがいと使命をもって製作を進めています。
鳥さんのストレス解消として
恐らくあまり代わり映えのないケージの中に、カラフルな変わった形のおもちゃが入ったことで、
「なんだこれ?」と鳥さんの興味を引けたこと。
特にシロハラインコさん、コガネメキシコインコさんなどの中型インコでも大きめの子。
また、大型インコには天然木で作ったおもちゃは飽きてしまったけど、色付きのおもちゃはすごい遊んでくれた!(けど、あっという間に壊してしまったw)とのコメントいつくか頂いたので、顕著だな〜と感じております。
また、着色木材をかじると、中は普通の木材の色(無着色)になっているので、その色のギャップで「もっと奥までほじくりたい!」「ガジガジ噛みたい!」という、鳥の本能を刺激できたのかもしれません(笑)
嘴・爪のメンテナンスと、メンタルヘルスに役立つ
Pyuo’s Craftは、色付きだけでなく「木材」にも力を入れています。
木製のおもちゃは、鳥さんにかじって形を変更させていくため、嘴のメンテナンスも出来る他、
おもちゃに触れることで、ケージ内に一人(一羽だなw)でいる寂しさを紛らわし、一緒にいて安心できる「愛着対象」として役目を果たすことももあります。
鳥のおもちゃは、時には発情対象になる厄介な道具になることもありますが、
使い方やパーツ素材を変えることで、体を動かしストレス発散ができるので、
発情コントロールにも一役買うこともできます。
フォージングトイなども、発情抑制の一貫でよく取り入れられます。
たとえばベルがついていると、興奮して発情に繋がるけど、
ブランコやハンモックなど体を動かしたり、のって遊びながら、部分的に木材を壊すことができるおもちゃを導入すれば、発情のイライラを解消することが出来るようにもなります。
それも考え、Pyuo’s Craftのおもちゃの一部は、ベルを取り外しできるものも作っています。
我が家のウロコインコたちも、結構換羽期や季節性発情が起きた時は気性荒くなりますが、
その時に役立つのが、このやじろベェ型したこんなおもちゃを入れます。
▼我が家のウロコたち
▼ジェリーフィッシュ
噛んで遊んたり、上にぶら下がってゆらゆら揺れながらターザンみたいに遊んでます(笑)
我が家はオカメインコとウロコインコがいるのですが、
飛び乗って遊ぶのはウロコインコならではの遊び方なのでこう言った揺れるおもちゃを入れますが、
鳥の種類や性格によっては遊び方も異なります。
オカメインコには、振り回して遊べるプロペラタイプや、ハミハミ噛んで遊べるロープタイプを与えています。
このような形で、鳥さんのコンディションによっておもちゃを変えることで、
鳥さんのケージ内での過ごし方が、ぐっとよくなり楽しい時間として過ごせるようになります。
おもちゃは、どのくらいのペースで交換したらいい?
もしある程度余裕があれば、日替わりでいろいろ見せるのもいいですが、
愛着傾向を見つけることができるのは、2−3日置きに変えるといいと思います。
鳥さんは、私たちが考える以上にとても賢く、記憶力がいいですから、ずっと同じのを取り付けていると飽きてしまいます。
遊ばない物は遊ばないし、好きな物ならすぐにかぶりつくでしょうし・・。
じっとしている時に、おもちゃの近くにいるようなら、それがその鳥さんの「安心できる宝物」として大切にしているもの=愛着対象になります。
愛着対象が見つかると、お留守番も上手に出来るようになったり、
通院や定期検診で病院に行く時の移動時や、環境が変わる時にも順応しやすくなりパニックを抑制できる効果も望めます。
他、発情期だから・・と愛着対象のトイ(おもちゃ)を全面排除すると、
途端に食欲が落ちたり、元気なくなったり、イライラするようになる鳥さんもいます。
問題行動や、体調変化が起きる場合があるので、取り外して良いおもちゃかどうか慎重に行うことも必要です。
ず〜っと1週間も1ヶ月も下げていると飽きてしまうので、2〜3日に一度くらいが良いかと思います(^-^)
以上、今回は着色の鳥のおもちゃが出来ることと、可能性についてのお話しでした。
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